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職場で不満を抱える人の特徴

職場で不満を抱える人には、共通する特徴がある。
まず、完璧主義であるほどに抱えやすいという点だ。これは、物事がこうあるべきだとの理想を持っていることが根底にあるためだが、現実は理論理屈の通りにはならないのが常だろう。人間には感情があるため、そこに不満が生れる原因があることは間違いない。そして、そのような環境を変えることができないと悟っているからこそ、不満がより大きくなってしまうのである。確かに他人を変えることはできないが、仕組みを変えることはできるはずだ。
問題の根本をきちんと捉えることができない人も、不満を感じやすい。このような人は多くが自己中心的であり、例えばグループの成果がなかなか上がらない場合、自分の評価が下がることを気にする人はストレスを抱えてしまう。結果として、自分ではなくメンバーに対して不満を持ってしまうのである。そして、仕事の評価が低いと不満を持つ人がいるが、これも自己中心の表れと考えられるだろう。これは人と自分を比較している場合が多く、自分に自信を持てない人が感じやすいのが特徴だ。
だが、同じ職場でもそのような不満を感じない人もいる。そのような人は、問題が生じても無意識のうちに解決策を探しており、環境のせいにすることなく自分で何とかしようと努力するのだ。逆に問題を周りのせいにして、環境を変えるために転職するような人は、いつまで経っても不満からは逃れることができない。