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不満はため込まないことが大事

 職場に対する不満にもいろいろあり、労働時間や給料などの待遇面に不満を募らせながら日々働いているという人は少なくはないだろう。もちろん、それを上司に交渉をすることで解決する人もいれば、身近な人に話を聞いてもらうことでストレスを発散する人もいる。
 しかし、一番難しいのはこういった仕事内容に関することよりも、人間関係だ。大きな企業であるが故に苦手な人がたくさんいるということもあれば、家族経営の企業だから夫婦喧嘩が起こった際には板挟み状態になって辛いなど、職場の雰囲気というのは企業によって様々である。それは他人同士が集まる場なので仕方がないことであり、割り切って仕事に集中するしかないのだ。
 だが、人間は全員が強いわけではなく、ちょっとしたことでも流すことができない人もいれば、仕事だけの付き合いと割り切れず仕事に身が入らないという人もいるのが現状だろう。いくら身近な人に愚痴を聞いてもらったところで、次の日にまた苦手な人と顔を合わせるとまたモチベーションが下がってしまう人もいる。
 こうした人間関係の悩みというのは周りも気を遣うし、何より仕事に支障が出てしまいかねない。どうしても割り切れないのであれば、職場の上司に相談するなどの対策を考えることが必要である。1人で抱え込んで立ち直れないまでに追い込まれてしまうより、誰かの手を借りながらでも少しずつ不満やストレスを消化していかなければ身がもたない。